時代とともにランドセルの立場は変わってきた

子供の頃はランドセルを背負うのがふつうのコトだと思っていました。

男児なら黒、女児なら赤と、ほとんど二色しかなかったような記憶があります。

少し個人差があったとすれば、兄弟の使っていたお古を使いまわしている生徒がいたり、

なにかのアニメキャラクターのシールが貼り付けてある生徒がいるなどです。

キーホルダーなどジャラジャラしたものを、数多くぶら下げている子供がいたのも覚えています。

最初はみんな、ほとんど同じ見た目だったのでしたが、使っていくうちに、個性的な外観に彩られていました。

近年のランドセルは、青や水色や黄色など、カラフルな色のものが登場してきました。

小学校によっては、そうしたカラフルなものを認めている場合もあるようです。

カラフルだと、子供が気に入った色を選べるという楽しみがあるし、

人との個性の違いを明確にできるということもあるでしょう。

しかし伝統的というか、昔ながらに男児は黒、女児は赤という二色しか認めていない学校もあります。

なぜ男は黒、女は赤という二色に決まったのかは不思議ですが、

昔から赤は女性的という印象があったからでしょうか。

そういえば巫女は赤い袴を履いたり、赤い色を口紅とするなど、

確かに赤は伝統的な女性色として扱われることもあります。

そうした赤の持っている女性的な印象が、現在の小学校の規則にまでも適用されていることもあるのでしょうか。

そして疑問に思うことはもうひとつ。

どうして小学校によっては、カラフルな色を認めないのかという点も、不思議なことです。

これは色によって男児か女児かを見極められるという効果もあるし、

また規律を求めて二色しか採用していないという学校もあることでしょう。

そして最近の小学校にはランドセルを背負わないでも良い、自由な風紀の学校もあるので、

時代は変わったなと感じる人も多いと思います。

代わりになっているのはリュックサックで、特にそのデザインには決まりがないようです。