大好きでよく食卓に並びます。

かまぼこというと、正月のおせちに入っているイメージが強いですが私は結構よく食卓に並ぶ食材です。住んでいる場所が静岡で海が近いからとか、かまぼこで有名な店があるからという理由ではないと思います。普通にあの歯ごたえと味が好きなんです。私は醤油とかワサビ漬けとか何も付けずにそのまま食べるのが好きです。それだけで十分におかずになる一品だと思っています。小学校の頃はおやつ代わりに食べていました。本当にあのもちもちした触感と味は練り物食品の中ではトップだろうと思っています。なので晩酌のつまみにも出してしまうくらいです。勿論、料理にも使います。当然の事としてうどんの上には必ず乗せます。汁の中に沈めて温めてから食べるのが好きです。不思議とその方が美味しいように感じるのですよね。後はフライパンで素焼きにしてお弁当のおかずにした事もあります。元は魚のすり身なので焼けばお弁当のおかずに十分になりえます。白いものとか桃色のものなどお弁当に少し覗いているだけで華やかになりますので。それにその触感はなかなかお弁当では味わえるものではありません。何より蒸して焼いているので夏場でもそうそう腐る事もないと思いますので。

子供の頃はかまぼこを切って食べた後の板(あのかまぼこが乗っている板です)を歯でこそげるようにして食べるのが好きでした。今でも好きですが、さすがに大人になったので板に齧ってしまう事はしません。でも何故か板にくっついている部分って美味しいのです。でもそこって少し残っていても捨ててしまう人が多いので勿体ないなといつも思います。だからといって回収してまで食べようとは思いません。

後は、かまぼこを必ず入れる料理といったら茶碗蒸しです。ちくわでも問題ないのですがやはりかまぼこの方が華やかになります。それに大きいまま入れれば具がたくさん入っているように見えますし切り込みを入れて捩じれば高級感が出せます。そういう意味では万能だと思います。

私は獣肉よりも魚の方が好きなので練り物も妙な味付けがしていない限り好きです。同じかまぼことしては笹かまも好きですしカニカマも好きです。はんぺんは少しざらざらしていて苦手ですが、あのもちもちした触感のあるかまぼこはあると食べたくなります。よく食べるかまぼこは桃色のかまぼこと白いかまぼこが主ですが表面を焼いたかまぼこもあります。全部食べた事がありますが昔から桃色のかまぼこが好きです。なんででしょうか、子供の頃は自然の食品とは違った色合いのものを好きなのだろうと思っていましたが今も変わりません。おそらく桃色のかまぼこを好きな人は同じ理由なのではないでしょうか。そうだとしたらかまぼこを桃色に着色した人は凄いと改めて思います。

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