楽器のオーバーホール

社会人になってすぐの時に買って、以来20年使っている
クラリネットオーバーホールしてもらいました。

かなりガタが来ていて元通りに出来るのか(^_^;)心配でしたが、
楽器の修理工房に持っていきました。

修理工房ではどこまでオーバーホールをしていくか決めていきました。
店員さんに聞くと、キーが所々壊れてかけているので、これはほぼ交換で、
あとはキー周りを支えている部分のめっきをどうするかという話しになりました。

「これもう拭いても全く取れないんですけど、ここで綺麗にしてもらっても無理ですか?」
「まぁ自分で綺麗にするよりは幾分綺麗になりますが、元の感じには(>_<)戻りませんね〜。
めっきすれば大丈夫ですけど」
「めっきってここで手で塗るんですか?」
「修理工房にめっき装置があるのでそれで。手で塗るわけではありませんよ。
それだとほぼ新品に仕上がります」
「そうなんですか、いいですね。また10年くらい使いたいのでぜひお願いします」

そして1ヶ月ほど経ち、オーバーホールが(^^♪終わりました。
「お〜、ほんとに新品みたいだ」
「音はこの楽器の本来のものに出来たはずです。管の状態はすごく良かったので
比較的楽に直りましたよ」
「めっきも(*^_^*)綺麗ですね」
「めっき装置で色を調節しながらなるべく元々の色に合う色に合わせました。
こんな感じでどうですか?」
「もうね。20年前に戻ったみたいですよ。すごい」
仕上がりに大満足でした。

20年自分と付き合ってくれた楽器がまた新たに息を吹き返すのを見ると、
愛情を感じてきますね。
これからもこの楽器とずっと大事に付き合って行きたいと思います。